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2025年10月3日 / 最終更新日 : 2025年10月8日 ksinterior 施工事例

宅配ボックスのリフォーム完全ガイド～家族も安心、快適な受け取り生活へ～

浜松市在住で戸建て住宅のリフォームを検討中の方へ向けて、本記事では「宅配ボックスをつけたい・見直したい」ニーズに応える情報をまとめています。

これを読めば、「自宅に最適な宅配ボックス導入」の道筋が見えてくるはずです。

1‑1 ネット通販利用の拡大と“受け取り問題”

近年、通販利用率の高まりに伴い、不在時の荷物再配達が社会課題にもなっています。

特に共働き家庭やお子様がいる家庭では、夜間や休日に荷物が届いても対応できないことも多いでしょう。

宅配ボックスがあれば、「時間を合わせて受け取る」というストレスが軽減できます。

1‑2 既存ボックスやポストでの「使いづらさ」

既に宅配ボックスを設置している家庭でも、以下のような悩みを抱えているケースが多いです：

これらを解決するために、「宅配ボックスリフォーム（交換・グレードアップ）」がお勧めです。

2025年度の国の補助金「子育てグリーン住宅支援事業」では、宅配ボックスが補助の対象です。

宅配ボックス１戸あたり、11,000円の補助額となります。

ただし、最低補助額（5万円）が決まっているので、いくつかの箇所を工事する場合に使用できる制度となります。

子育てグリーン支援事業は毎年行われている補助制度ですが、年度で制度・予算が変わるため、最新情報は公式サイトで必ずご確認ください。

据え置き（地面置き）タイプ
タイル・コンクリート面があれば設置可能だが、取り出し時にしゃがむ必要があります。
タイルに穴を開けて、アンカーで固定しています。
支柱タイプ
土間や植栽スペース、塀横など、直接壁面がない場所にも設置可能
写真はYKK一番人気のルシアスカームブラック
モニターフォンを付けたい場合は、HB01型が適しています。
容量は100リットルでほとんどの荷物が入ります。
塀埋め込みタイプ
玄関まわりの壁・門柱一体化ができるため、見た目が美しいです。
ただし、交換する場合は塀・外壁を壊す必要があるため、施工費が高額になりがちです。
機能門柱タイプ
宅配ボックス・郵便ポスト・インターホンがまとめられている。
写真はユニソンのヴィコで、木目調タイプの中では人気があります。
容量は100リットルでほとんどの荷物が入ります。

リフォーム時に選ぶべき仕様や性能基準も押さえておきたいポイント。

以下の観点を基準に選ぶと失敗が少なくなります。

サイズ・容量

受け取る荷物の大きさ想定：3辺合計や高さ・幅・奥行きを見て、宅配100サイズ対応モデルをお勧めしています。

重量制限：荷物の重さ制限（例：15kg程度）を確認

鍵・ロック方式

シリンダー錠／キー錠型

電子錠・自動施錠型：遠隔操作やスマホ連携機能付きもあり、高機能だが電源工事が必要

開閉方向・取り出し方式

前入れ前出し、前入れ後出し上下開きなど対応方式が異なる

デザイン性・外観適合性

住宅建築様式や外構との調和も意識

色調や質感、ライン形状などが、玄関まわりの雰囲気と馴染むか

色をリンクさせるとデザインに統一感が出る

宅配ボックスリフォームは、単なる利便性アップではありません。

ファミリーにとっての日々のストレス軽減、対面を減らすことでのセキュリティ向上、家の外観アップにつながる投資です。

特に浜松市近辺で外構リフォームを検討中の方は、地域の天候状況（台風の通り道）や、施工事例も把握したうえで進めることが成功の鍵です。