我が家のこだわりポイント|スケルトン階段!
スケルトン階段
印象に残る住宅を作るには、オリジナルのデザインが欠かせません。
今回紹介するスケルトン階段も、そうしたデザインのポイントのひとつ。
そもそもスケルトン階段とは、構造部分も見える形状の階段のことです。
オープン階段やデザイン階段・シースルー階段などと呼ばれることもあります。
一般的な箱型階段と異なり。段と段をつないでいる蹴込み板がないため、
とても開放的で訪れた人の目を引きます。
木製・スチール・アルミなどの素材を組み合わせて作ります。
上の写真は、過去に施工したパナソニック製のスケルトン階段です。
設置の前に知っておいてほしいこと
一般的な箱型階段と比較すると難易度が高く、注意するポイントが多くなります。
落下の危険性が高くなる
高いところの苦手な方や子供がいる家にはオススメしておりません。
スケルトン階段には隙間が多いので、落下や落下物のおそれは少なからずあります。
どうしても設置する場合は、小さな子供が階段に登れないように工夫しましょう。
コストが高くなる
- 通常の箱型階段 20万円~
- スケルトン階段 30万円~
構造が複雑になるほど、細くすればするほど費用は高くなります。
強度のある金属はそれ自体が高価であるだけでなく、加工も時間がかかります。
たとえば、弊社の事務所で使っているらせん型タイプは120万円程度となります。
複雑な形の階段には向かない
I字型の直階段やL字階段がベストだと思います。
複雑な形状だとより強度が必要となり、構造部が太くなることで。
せっかくのスケルトンの魅力が減ってしまいます。
手すりの形を決める
箱型階段とは異なり、手すりを壁につけることができません。
メーカーの純正品を使うのか、アイアンで1から作るのか、
いろいろなやり方を選ぶことができます。
どのような形にしたいか、情報収集が必要です。
スケルトン階段の使い方
スケルトン階段は、開放感があるので大空間と相性が良いのが特徴です。
一般住宅の場合、リビングに設置するケースが多いです。
吹き抜け|スケルトン階段|トップライト(天窓)
はオススメの組み合わせ。
デメリットもありますが、スケルトン階段はとにかく美しい!
光や風をよく通すのもおすすめのポイントです。
メーカー品からスチールのフルオーダー品まで施工可能です。
気になる方はご相談いただければと思います。