屋外木部の塗料の選び方

まず、前提として屋外で木材を雨がかかる場所に使うのはおすすめしません。

木材は雨に弱く、比較的容易に腐ったりカビが発生します。

垂直面(外壁)に使用する場合も、できれば庇や軒がある場所に使うのがおすすめです。

今回は、屋外で木材を使用する場合の注意点と、具体的な塗料について紹介したいと思います。

 

 

 

屋外木部塗料

屋外で木材を使う場合、日光と雨が問題となります。

日光にあたると変色し、雨がかかると腐食していきます。

そのため、必ず保護塗料を塗って使用することになります。

 

良く使う塗料としては、キシラデコール・ガードラック・ノンロットが挙げられます。

キシラデコールは日本で一番有名な屋外木部塗料で、ホームセンターでも手に入ります。

ガードラックは和信化学工業、ノンロットは三井化学産資が出している、どちらも屋外木部専用塗料です。

 

ただし、一般的な外壁塗料が15年~20年の耐久性を持つのに対して、これらの塗料は5年程度の耐久性です。

屋外木部塗料は、一般的な屋外塗料に比べてメンテナンス間隔が短いので注意が必要です。

 

 

 

浸透型と造膜型

塗料には、浸透型と造膜型の二種類の塗料があります。

屋外木部塗料の特徴は、ほとんどが塗った後も木目が見える浸透型塗料ということです。

せっかく木材を使用するので、塗装した後も木目が見えなければなりません。

 

塗り方は刷毛かコテバケで、上から下に塗っていきます。

2回塗りが基本です。

ちなみにウッドデッキ等の場合、表面だけではなく裏面と小口(切断面)も塗装します。

小口は水をよく吸うので、念入りに塗装するようにしましょう。

 

カンナ掛けした材料の場合、凹凸が少なく、塗料の吸い込みが足りない時があります。

少し研磨したり、不織布研磨剤(マジックロン)で削ることで下処理するのが効果的です。

 

 

 

塗装が劣化したら・・・

面積が広い場合は、薬剤洗浄や高圧洗浄するのが効果的です。

薬剤洗浄のことを、あく洗いと呼びます。

刷毛で薬剤を塗ったあと、水でよく洗い流します。

面積が少ない場合やDIYでやる場合は、サンダーで研磨するのも良いでしょう。

研磨するときは、ある程度表面が荒めの番手が良いです。

あまりに表面が平滑だと、塗料の吸い込みが悪くなります。

 

いずれにせよ、下処理が最も重要となります。

汚れを取り除いて密着をよくしたうえで、塗料を木部へ浸透させます。