中古住宅を購入してリノベーションされる方が増えています。

 

ただし、中古住宅といっても千差万別

良い素材を使ってしっかりと作られている建物から

現在の建築基準法を満たさない建物までさまざまです。

 

物件を購入する際には、しっかりとチェックすることでトラブルを防ぎたいものです。

今回は、そんな時にとくに大切な３つのポイントをご紹介したいと思います。

 

 

①　もっとも重要な環境条件

工事では 変えることができるところ / 変えられないところ があります。

 

設備の古さや間取りといった「家の内部のこと」は自由に変えることができます。

家を選ぶときには、変えられないところから見ていく方が良いでしょう。

 

• 日当たりや風通し
• 周辺の立地やアクセス

 

などの環境条件は物件選びで特に重要なポイントです。

 

 

 

②　外から家を見る

家に入る前に、外から家を眺めてみましょう。

まず、外壁にヒビや傷みはないか確認します。

 

ちょっとした傷みや割れであれ外壁塗装のときに補修することができます。

問題は、大きなヒビがあったときで、雨漏りが進行している危険性があるので注意が必要です。

 

住宅の基礎も確認しておきます。

大きなクラックがあると、基礎にトラブルが起きている可能性があります。

基礎の補強は高額になりがちなので、避けた方が良いでしょう。

 

 

 

③　家の中に入ったあと

中古物件ではキッチンの古さや、トイレの汚さなどが気になるかもしれません。

ただ、これらは完全に無視してしまって結構です。

 

住宅設備はどんなものも新品と交換できるので、判断基準にしなくても良いでしょう。

 

家の中で見ていただきたいポイントは、構造部分です。

どんな住宅でもメンテナンスのために点検口がついています。

小屋裏（天井裏）と床下を目視でチェックしていきます。

 

• シロアリの痕跡がないか
• 雨漏りや腐食のあとがないか
• 柱や梁はきちんと接合されているか

 

とくに上記の点は確認しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

より確実な方法は・・・

物件購入前にプロを連れて行くのがベストな方法です。

 

ですが、購入前であればどのくらいの費用がかかるかを考えて、

場合によっては別の物件を探すのをお勧めすることもできます。

 

できればご契約前にインスペクション制度を利用するなど、

建築の専門家を連れていくことをおすすめします。

 

弊社でもサービスとして行っておりますので、少しでも不安のある方はご相談ください。