ロードバイクを飾ろう!お手軽リフォーム

室内にロードバイクを飾りたいという依頼をいただきました。

ロードバイクは自転車の一種ですが、非常に高価だそうです。

お話を伺っていると、100万円近いものもあるとのこと。

鍵をかけても盗難があるそうですが、室内なら防犯面でも安全ですね。

 

バイクや車のガレージの施工の依頼は多いですが、ロードバイクは初めてです。

 

お客様は平日は部屋の中に飾り、ディスプレイとしても楽しみたいとのことでした。

二台あるため、今回はそれぞれ別の方法でとりつけることにしました。

 

DIYの得意な方は自作できると思いますので、是非参考にしてください。

 

バイクハンガーで壁に掛ける

1台目は自転車専用のハンガーを使いました。

IKEAのSKRÄLL(スクレル)です。

先日キッチンを仕入れに行った際に、スタッフの方が紹介してくれました。

北欧らしくシンプルで美しいデザインです。

 

壁に物をかけるときに注意すべきなのは、下地木材にビスを打つことです。

 

クロスの下にはプラスターボード、その下に下地(木材)があります。

この木材は胴縁と呼ばれるものが一般的です。

自転車など、重量があるものは下地のないところでは耐えられません。

 

大型の絵画や時計などを取り付ける場合も同様。

私たちプロは、必ず壁の下地(木材)を狙って固定しています。

 

下地の場所を探す専用の道具もあり、簡単なものはホームセンターでも販売しています。

よく壁に物を掛ける方は、購入してみるのも良いかもしれません。

 

 

ワイヤーで天井から吊るす

2台目はワイヤーで天井から吊るしました。

ワイヤーの先にはフックがついており、ひっかけて使用します。

 

今回は、押入をウォークインクローゼットにする際の加工技術を流用しました。

押入は中段を撤去して、パイプハンガーを設置するのが定番です。

弊社では、パイプが長い場合は、中間地点でワイヤーで天井から吊るようにしています。

 

2.0mmのワイヤーの耐荷重は240kg。

ロードバイクでもまったく問題はありません。

 

壁につける場合と同様、下地(木材)のある場所へワイヤーをアンカーで打ちます。

天井の木材は野縁と呼ばれるものが一般的です。

天井裏の木材の配置は、点検口からも目視することができます。

 

部屋の中心と壁に一台ずつ、ロードバイクをディスプレイ。

これからも趣味を通して、自分だけの暮らしを楽しんでください。