店舗内に設置するカタログ棚の造作工事です。

造作家具（オーダー家具）のメリットは、やはり思い通りの寸法で製作できることです。

 

 

 

まずは要望を聞きながら図面を書いて、形を設計します。

使用する材料が決まったら、使用量を積算して調達を行います。

今回は、パイン（松）の積層材です。

パイン材は軽くある程度の強度があるため使い勝手が良く、家具として多用されています。

 

 

材木屋から材料が届いたら、図面を職人に渡して、材料の加工を開始します。

 

 

材料を加工したら組み上げを行います。

大型の家具の場合は、ユニットにして運搬し、現場で組み上げることもあります。

 

 

組み上げが終わったら塗装を行います。

今回はオイルステイン２回塗りと、ウレタンクリア１回塗りとしています。

塗装前・塗装後に研磨を行うことで、艶のある滑らかな仕上がりになります。

 

 

最後に現場に搬入して、地震対策用の転倒防止金具を使い、家具と柱を固定します。

 

 

３段のカタログ棚が完成しました。