道路工事 浜松市中央区K様

敷地内の雨水を公共の排水溝につなげる工事です。公共の場所の工事になりますので、まずは市と警察への申請を行い、工事のやり方について図面や工程表を提出します。

 

まずは安全を確保する安全施設工から工事をスタートします。図面に基づき、今回は看板を二か所、交通誘導員を一名配置しています。

 

 

アスファルトを割って、路盤を掘削していきます。

 

 

使用する雨水排水管をチェックします。管種や管径が、指定されたものに相違ないか確認します。硬質塩化ビニルライニング鋼管という、住宅の水道工事ではあまり使用しないタイプの管です。

 

 

排水管を設置します。1.5%の水勾配(管の傾き)を取り、水がスムーズに流れるように配慮します。

 

 

掘った路盤を埋め戻していきます。排水管の周囲は砂で保護します。

 

 

ランマーと呼ばれる機械で、締固めを行います。

 

 

工事中は、様々な場面で計測を行います。申請図面と違いが無いか、その都度確認をしています。

 

 

最後にアスファルトを施工して完成ですが、アスファルトは雨天では打設できないので、天気を慎重にチェックしておきます。

 

アスファルトを敷いたら、プレートコンパクタと呼ばれる機械で締固めを行います。締固めした後は雨が降っても大丈夫です。

 

撮影した写真をとりまとめ、市の方へ完了報告書を提出します。今回の工事は、実働で二日間となり、全体のスケジュールとしては、工事申請時点から約1か月半で完成しました。

 

よくあるリフォーム工事に比べて、アスファルト工事や、公共部分にかかる工事については、どこに頼んだらよいか分からないという方もいらっしゃると思います。

 

当社で申請作業から承っていますので、お気軽にご相談いただければと思います。