浴室&トイレ&洗面交換 中区M様
水廻り交換のリフォームです。
今回の現場は集合住宅。
大抵のマンションはには管理組合があります。
まずは工事規則の確認と工事申請、近隣へのご挨拶を行います。
ユニットバスの交換
まずは交換対象の古いユニットバスや洗面化粧台を撤去します。
撤去してもそのまま新しい設備を付けることはできません。
排水管や給水&給湯管を、設計図通りの位置に移動させます。
配管工事のポイントは、なんといっても排水勾配(傾き)です。
排水管は、その太さによって1%や2%、0.5%といったとるべき勾配が決まっています。
勾配1%の場合、1mの長さを進むと1cm下がっていなければなりません。
勾配のとれない無理なルートだと、流れにくかったり、詰まりやすくなっていまいます。
見えないところですが、大切な作業です。
このような配管専用のスケールを使って、勾配の確保できるルートを検討します。
配管や設備の職人と相談しながら、新しい配管ルートを決定します。
ユニットバスの設置を行います。
終わったら電気や換気ダクトを接続、動作チェックを行います。
次は大工工事を行います。
まずは、撤去した壁を作り直していきます。
木材で骨組みを作ったあと、石膏ボードを貼っていきます。
今回は木材を多めにいれることで、壁をできるだけ薄く作っています。
デッドスペースを生かしながら、浴室のサイズを大きくすることができました。
最後の仕上げ工事では、クロスと床(クッションフロア)を貼っていきます。
使い方の説明と保証書のお渡しをして、工事が完了します。
洗面化粧台の交換
古い洗面化粧台を撤去します。
新しい洗面化粧台を設置します。
壁と床を貼り替えて完成です。
トイレの交換
最後はトイレの交換工事です。
施工前
施工後
壁紙を変えたことで、部屋全体が明るい印象になりました。
トイレットペーパーの棚も、こちらで製作させていただきました。