ご新居リノベーション 浜松市中央区*様

中古住宅を購入して、新生活をスタートされるご家族のためのリノベーション工事です。

こうしたリノベーション工事をされるご家族は年々増えており、当社でも最も大きい工事割合を占めています。

 

今回工事した建築物は、3階建ての木造ツーバイフォー住宅であり、工期は約1か月間でした。

住宅の構造には、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の三種類があり、更に木造は在来工法とツーバイフォーの二種類に分かれています。

当社ではどの構造でも工事は可能ですが、設計図を細かく確認して、構造にあった工事方法で進める必要があります。

 

物件の引き渡し~お引越しの日取りが事前に決まっていたため、不動産会社とも連携の上、スケジュールに合わせて工事を行っています。

工事に先立って、デザインや工事内容について打ち合わせを済ませていたため、スムーズに着工することができました。

 

 

 

浴室ユニットバス交換

水回り設備は、利用できるものは利用しますが、劣化が進んでいる場合は交換が必要です。

今回は、浴室のユニットバスを交換しました。

他の水回り工事としては、トイレの状態が良かったため、便座のみ交換いたしました。

 

 

いずれ給湯器を交換した際のために、追い炊き管やリモコン用の通信線を先行配管しておきます。

今後の施工性を考えて、一緒に済ませた方が良い工事は同時施工いたしました。

※使い方によって変わりますが、給湯器の寿命は10年~15年程度です。

 

 

住みながらの工事の場合、養生の手間が増えたり、生活に支障が出てしまいます。

入居中よりも入居前の方が、工事はスムーズに進むため、できるところまで先に工事しておくことで、トータルで手間を軽減することができます。

 

 

 

基礎クラック補修

住宅を支える基礎のクラックに、エポキシ樹脂を注入します。

モルタルやコンクリートは引っ張り力には極めて弱いため、粘性や接着力が高い基礎クラック専用の補修液を充填しています。

 

 

長時間かけて圧力をかけることで、内部まで補修材が浸透します。

 

 

 

内装クロス貼り替え

壁紙を貼り替えると、トーンが明るくなり、自然光を反射しやすくなります。

また、クロスは面積が広いため、コストパフォーマンスが良い工事です。

リノベーションでは良くお勧めさせていただいています。

 

 

アクセントクロスは、従来は壁の一面だけとすることが多かったですが、最近は天井をアクセントとする方が増えてきました。

天井アクセントクロスであれば、家具を置いてもクロスが隠れないというメリットがあります。

 

 

 

今後のメンテナンスを考えた予防工事

最上階の天井に、屋根裏に上がることができるように点検口を取付しました。

点検口があれば、定期的に屋根裏の空間を確認することできるため、雨漏りのチェックをすることができます。

 

なお、床下がある住宅の場合は、床下点検口を取付することもお勧めしています。

キッチンの床下収納がある場合は、床下点検口の代用として使うことができます。

床下点検口があると、白蟻被害の確認や防蟻工事を行うときに便利です。

※お引渡し時に、工事中の壁や床の内部といった普段見ることができない隠蔽部の写真をお見せしています。

 

こういったメンテナンスに関わる予防工事については、ご入居時に一緒に工事してしまうのがお勧めです。

最後に工事箇所をチェックしながら、お引渡しをさせていただき、工事は完了となります。