ロフト拡大リフォーム 浜北区M様

店舗兼住居にお住まいのお施主さまのリフォームです。

 

新築からまだ経っていませんが、ロフトが低いのが問題と感じていらっしゃいました。

上がらせていただくと確かに低く、移動するのも不便です。

 

そこで、今回はロフトを拡大するリフォームを行わせていただきました。

 

※高さ1.4mを超えるロフトは居室に編入されます。

採光や階段の設置といった建築条件を満たす必要があります。

 

 

 

施工前

施工前は、スペースがほとんどないため主に物置として使用されていました。

 

 

ロフトを下から見上げた写真です。

せっかくの大空間ですが、ロフトのボリュームで圧迫感がでています。

 

 

こちらはロフト内部の写真です。

今回の工事では、正確なお見積りのために点検口をつけさせていただきました。

構造上、何mmまで広くできるかという点を施工前に共有することができました。

 

 

 

大工工事

まずは既存のロフトを解体します。

ロフト自体もかなり厚みがありデッドスペースとなっていました。

 

 

新しいロフトの床を作っていきます。

厚さ105mm、高さ420mmという大型の集成材を使って必要な強度を確保しています。

施工は難しくなりますが、これでロフトを600mm薄くすることに成功しています。

 

 

新しいロフトの床ができたところで、古いロフトを解体していきます。

人が立って作業できるようになりました。

 

 

ハシゴを撤去して新しい階段を設置します。

 

 

新しい人気のスケルトン階段です。

蹴込み板がない階段のことをスケルトン階段と言います。

軽い印象を持つデザインなので、天井の高い開放感のある空間に向いています。

70mmのささら桁と30mmの踏み板を使うことで、長く使っても強度は安全です。

 

 

 

完成

できあがったロフト上部。

窓だけでは採光が不十分でしたので、ダウンライトを追加しています。

天井までの高さもあるので、居室としても十分にご利用いただけます。

 

 

完成したロフトをしたから見上げた写真です。

床からロフトの下までの高さは2.5mを確保しています。

デッドスペースを活用することで、他が狭くならないようにするというのが設計のポイントです。

 

ホワイトウッドの風合いがアクセントになり、美しい空間ができあがりました。