【カーポート】建てるまえに知って欲しい3ポイント!
浜松は風が強い地域です。
昨年の台風の被害ではカーポートの被害もかなりありました。
ポリカーボネートと呼ばれる屋根材の破損はすぐに修理できます。
ただし、柱が折れたりすると新品と交換になることも。
今回はカーポートを作るときのポイントをご紹介します。
土間コンクリートを打とう!
カーポートは地面に柱を差し込みます。
メーカーにもよりますが、おおよそ50cm程度埋めるのが一般的です。
そのままだと倒れてしまうので、柱の廻りにはコンクリートの基礎が必要です。
できれば、カーポートの下全体を土間コンクリートで覆ってしまう方が良いでしょう。
まずは地面を掘削。
下半分は砕石を入れて、上半分にコンクリートを流し込みます。
中にはワイヤーメッシュ鉄筋を入れるので、強度も上がります。
なお、コンクリートは大雨が降っていると打つことができません。
大量の水がコンクリートに混ざると、強度が下がってしまうためです。
ただし、打設後は乾燥が厳禁なので散水することも。
天気を見ながらミキサー車の手配をすることが大切です。
なお、コンクリートの手入れは、中性・アルカリ性と書かれた洗剤を使ってください。
酸性洗剤はコンクリートを傷めてしまうので注意が必要です。
サイドパネルはメリットだけではない!
カーポートの側面につける、風除けの塀をサイドパネルと呼びます。
視線を遮ったり、雨が入ってくるのを防ぐ効果もあります。
ただし、浜松は全国的に見ても風が強い地域です。
サイドパネルをつけると、風の影響をダイレクトに受けることに。
特に片持ちタイプのカーポートの場合。
台風などで耐えきれなくなると、柱の根元で折れることがあります。
お住まいの地域や設置場所をきちんと観察し、風の強さを予測することが大切です。
カーポートの高さにも注意!
車を買い替えたので、カーポートの高さが足りなった。
高さを高くしてほしいという依頼がときどきあります。
建てる前なら高さを変えるのは柱を交換するだけです。
ただし、一度建ててしまうと、屋根と柱をすべて撤去した上でコンクリートをはつる必要があります。
新設するのと同じくらい掛かってしまうことも。
カーポートの高さで迷ったときは、高い方を選ぶのがおすすめです。
標準柱(2m程度)とロング柱(2m30cm~)を選べる場合、ロング柱の方が良いかもしれません。
まとめ
- 基礎は基本的に土間コンクリートを打とう
- サイドパネルは理由がなければつけない
- 高さで悩んだら高い方を選ぶ