不動産賃貸 or 売却の始め方!

私たちケイズは、古い住宅をリノベーションするのが仕事です。

メインのお客さまは2種類。

 

①戸建住宅をリノベーションとして新居として使う方
②中古住宅(マンション)を購入して、賃貸・売却する方

 

もちろん①と②ではお客様のタイプが全く違います。

①は100%個人のお客様ですが、②は不動産会社などのプロの方も。

今回は②のタイプのリフォームと、その特徴についてご紹介いたします。

 

 

 

中古物件→賃貸・売却

まず、リフォームの話をする前に、賃貸・売却する値段を明確にしておくとよいでしょう。

たとえば賃貸のケースでは、高額なリフォームをしたからといって、

必ず借り手が表れる・・・とは限りません。

 

それぞれのエリアごとに、家賃にはボリュームゾーンがあります。

どのくらいの家賃設定というところからも予算を決めることができるでしょう。

 

どんな人にどのくらいで貸したいのかというイメージを持っていることが大切です。

 

 

 

空き家状態はできる限り避ける!

住む人がいなければ、住宅は空き家になってしまいます。

家は空き家になると、傷みが早くなることが知られています。

 

大きな原因としては、締め切っているため換気がされないこと。

人の動きもないため、空気の循環がなく、湿気がたまってしまいます。

 

湿気の影響は家具、電化製品と言ったインテリアだけではありません。

 

実は、建築で使う木材にとっても湿気は大敵。

地面からの湿気で床が柔らかくなり抜けてしまう。

ということも、私たち施工会社はよく見かけています。

酷ければ、カビが発生してしまうことも・・・

より深刻なのは、白蟻や漏水などが発生しても、住んでいないと被害が分かりにくいということです。

白蟻・雨漏りは、どちらもすぐに対処すれば簡単です。

 

ただし、長期にわたって被害が大きくなれば、柱や梁を交換するため修理費が高額になりがちです。

 

 

 

相談するときに

リフォームをするときには、「10年後」といった長期で考えることも大切です。

たとえばご実家を賃貸として貸す場合。

「最終的に売却する」or「戻ってきて住む可能性がある」かでご提案する内容は違ってきます。

 

一般のリフォームでもお子様が大きくなったら、部屋を間仕切りして二部屋にしたい・・・

というときは、予め壁の内側に下地の柱を入れておいたりします。

 

長い目線で考えて、「いずれはこんな風にしたい」という希望があれば、伝えるようにしましょう。