自分でやってみよう!自宅の点検・診断〈屋内編〉

自宅のメンテナンス

住宅のメンテナンスは、家を建てた工務店・ハウスメーカーが対応するのが最も簡単です。

ただ建売住宅であったり、事情があってなかなか難しい方もいると思います。

 

気になる点がある場合は、一度自分自身で点検にチャレンジするのも一つの手です。

ドアなどの建具の開閉が悪くなるといった分かりやすい不具合は対処が簡単です。

しかし、普段は見えないところに原因があると被害が大きくなりがちです。

 

私たちプロが見るポイントの中からいくつかご紹介します。

今回は、床下と天井裏に分けてみてみましょう。

 

 

 

床下

家を支える基礎がある場所ですが、なかなか目にする機会がないかもしれません。

大切な場所ですので、必ず確認したほうが良いでしょう。

 

床下へは、点検口から中へ入ったり、見たりすることができます。

点検口が省略されている例もありますが、取り付けると便利です。

 

・シロアリ

シロアリが怖い本当の理由は、被害の程度がまったくわからないためです。

床下に被害があると、壁中や天井まで登っている可能性があります。

蟻道を早期発見し床下でとめることで、直せる可能性も高くなります。

 

・基礎のクラック

細かいクラックなら問題はありません。

目安として幅0.3mm、深さ4mm以下なら構造へ影響を与えることはないでしょう。

ただし、雨水が侵入すると鉄筋が錆びることがあるので注意が必要です。

ホームセンターでクラックスケールと呼ばれる測定器が売られています。

価格は数百円なので、必要なら購入しても良いかもしれません。

 

・給排水の劣化

築年数の長い家だと、錆びた水が出ることがあります。

現在はビニール製の配管が普及していますが、以前は金属が主流であったため錆びていきます。

水漏れはもちろん、配管の勾配や状態も確認しておくと良いですね。

 

 

 

②屋根裏

風雨を防ぐ天井が載っているので、床下と並んで大切な場所です。

点検口がついていると思いますが、見つからなければ取り付けをしたほうが良いでしょう。

・雨漏り
雨漏りや結露のあとがないか確認しましょう。

雨漏りに気づかなかったために、屋根下地が破損していることもあります。

下地材が問題なければ、補修工事や屋根の重ね張り、防水塗装で直ることもあります。

しかし、下地材の状態が悪ければ、屋根は葺き替えとなってしまいます。

 

・金物の劣化

屋根裏の木材を固定している金物は劣化していませんか?

家は衝撃を吸収するため、小さく揺れることがあり、金物は時間とともに緩んでいきます。

 

 

 

まとめ

定期的に点検し、被害を最小限で抑えるようにしましょう。

より詳しく調べたい方はインスペクションという方法もあります。

 

費用はかかりますが、専門のインスペクターが、第三者の立場から、

住宅の劣化状況や不具合の有無を見きわめ、アドバイスを行ってくれます。