【クロスの代わりに】シナベニヤの使い方!【クリア塗装】

住宅では一般的に天井や壁はクロス(壁紙)で仕上げられます。
これはプラスターボード(石膏ボード)の上にクロスを貼るやり方です。

ただし、デザインに木の質感を出したいときには合板を貼って仕上げることもできます。
今回はそんな合板の一つ、シナベニヤをご紹介したいと思います。

①シナベニヤとは・・・

大工工事では多種多様な合板を使います。
ラワン合板、ベースパネル、ラーチ合板、OSBボードなどなど・・・
サイズは全て同じで、サブロクと呼ばれる「3尺(910mm)×6尺(1820mm)」となっています。


尺というのは昔の日本の単位ですが、建築関係ではメートル法と併用されています。
〇尺〇寸〇分(しゃく・すん・ぶ)という使い方をします。


シナベニヤもそんな合板のひとつ。
榀の木をもとに作られているため、白くてキメの細かい表面を持っています。
身近にあるものではアイスクリームの「へら」で見たことがあります。

美しい表面を生かして、クロスの代わりに天井や壁に貼って仕上げ材にするのも可能。
ケイズではオーダー家具の材料として使うこともあります。

ホームセンターでもまれに見かけますが、材木屋さんで購入するのが一般的。
なお、厚さは4mmと5.5mmをもっともよく使います。

②使う前の下準備「クリア塗装」

榀の木は柔らかく、もともと耐久性に関してはあまり高くありません。
触るとすぐ汚れるため、何かに使う前に塗装でコーティングが必須です。

せっかくの美しい表面を見せるためには、クリア(透明色)で塗装するのがおすすめ。
塗料にはツヤ消しとツヤ無しがありますが、ツヤ無しの方が無垢の木の感じが出やすいです。

こちらはオスモ社のノーマルクリアー色で塗っているところ。

注意したいのは塗り方です。

一般的に塗装の際、ハケやローラーを使うことが多いですが、
仕上げ材の場合なるべくハケ跡を残したくありません。

そんな時はハケゴテを使うと良いでしょう。
スポンジとスクレーパーを組み合わせたような形をしており、
内装材を早くきれいに塗ることに特化しています。

シナベニヤは下塗り・上塗りの二回塗装をすれば十分です。

③シナベニヤの貼り方

シナベニヤを貼る際は、大工さんが担当。
ボンドとタッカー(頭の細い釘)で施工します。
クリア塗装なので、一般的な釘やビスでは目立ってしまうためです。

今回は正方形にカットしたものをタテ/ヨコの市松模様に貼っています。

少し斜めにハの字になるようにタッカーを打つと、壁から抜けにくくなります。
タッカーが無い場合は、ボンドが接着するまで固定できれば何でも結構です。