薪ストーブが今年も始まりました!

気温も低くなったため、薪ストーブを燃やしはじめました。

私たちケイズでは、冬場の暖房は薪ストーブで行っています。

今回は、実際に使っている感想と、その注意点についてお知らせいたします。

 

 

 

薪ストーブとは?

手で木材を入れて燃やす、昔ながらの暖房器具。

エアコンほどすぐに暖かくなりませんが、火が消えても余熱で暖かさが続きます。

薪ストーブ単体で暖房とするのではなく、エアコン等と組み合わせるのがおすすめです。

 

まず木片を入れて火をつけた後、徐々に大きい木を入れていきます。

つき始めは煙が出ますので、住宅の密集地域では注意が必要です。

 

火が揺らめく様子は、暖かいのはもちろんのこと、インテリアとしても豊か。

木を追加する作業も、楽しいです。

 

 

 

燃料は木!

薪ストーブは一日燃やすと、10kg以上の木材を消費します。

切り倒してすぐの木は水分を多く含んでいるため燃えません。

ある程度寝かしてから薪として使うことができます。

 

一般のご家庭においては、薪の調達は難しいポイントです。

ホームセンターや材木店でも販売していることがあります。

ストーブを購入する際に、薪の調達についても決めておくとよいでしょう。

 

薪ストーブには広葉樹の薪がおすすめです。

特にナラやクヌギ等は長時間燃焼するため、優れています。

 

ただし、手に入りやすいのはスギ等の針葉樹です。

購入する際は、針葉樹も燃やすことができるストーブかという点もポイントです。

 

 

 

メンテナンスが大切です

長く使うためには、定期的に煙突の掃除をする必要があります。

煙突掃除の専用のブラシがありますので、上から下にススを落とします。

 

なお、煙突を曲げるとススがたまりやすくなります。

できる限り垂直に伸ばしていくほうが良いでしょう。

 

また、ストーブの効果を上げるためには、部屋の断熱・気密が必要です。

築年数の古い家では、断熱材が入っていない家も見ます。

寒過ぎると感じた場合は、点検口から床下や天井裏を確認してください。

 

リフォームで薪ストーブを設置する場合は、煙突を壁から出すのをおすすめしています。

屋根は穴を空けると防水性能が大幅に下がってしまいます。

屋根から煙突を出したい方は、屋根葺き替え工事と一緒に。

雨が侵入しないように板金工事を行った方が良いでしょう。