戸建て×リノベーション【その2・屋根縁切り!】

縁切り(えんきり)

今回は2か月間の工期で、内装・外装の両方を施工します。
施工内容が決まると、さっそく工事に入ります。

外装は、まずは足場職人が仮設の足場を設置。
この後、塗装に入る前に、縁切りという作業を実施します。

縁切りはスレート屋根のときに実施する工程。
スレートとスレートのあいだに隙間を作る作業です。

縁切りをせずに塗装をすると、スレートの重ね目に塗料が入り込みます。
そのまま乾燥すると、重ね目が塞がってしまいます。
実は、この重ね目は隙間が空いていなければならないのです。

台風の時には、屋根材の下まで水が入ることは珍しくありません。
スレートの間にわずかな隙間がなければ、水はたまり続けることになります。
縁切りをすることで、雨漏りを防止する効果があります。

屋根を塗装するときに、まず足場を設置します。
足場のあるうちに、縁切りを施工するのがおすすめです。

 

カッターではなくタスペーサー打ちで

従来の縁切り工程はカッターで切れ目を入れる方法で行われました。
いま、縁切りはタスペーサーと呼ばれる縁切り専用の材料を使用します。

差し込むことで、隙間を作って通気性を確保することができます。
タスペーサーはカッターに比べて正確、余分な傷をつけないというメリットがあります。

この後、施主様も足場に登り、実際の様子を見ていただきました。
※弊社の安全管理規定に従い、安全帯・ヘルメットの装着、現場監督同行をお願いしています。

 

外壁塗装の色の決め方

一般的に、外壁塗装は10年間に1回が適切な頻度です。
最も大変なのは、その色を選ぶことだと言われています。

弊社では外壁塗装の色に制限はありません。
基本的にあらゆる色をご用意することができます。

まずは日本塗料工業会の「色見本」をお渡しします。
種類も豊富にあるので、まずは候補を絞ってください。

気になる色を三つ決めていただき、それぞれA4サイズのサンプル見本をお作りします。
サンプル見本は実際の塗料と同じ色で作られています。
この中から最終的に塗装する色を決定します。

この時、注意が必要なのは塗装しない部分があるということです。
玄関ドア、窓枠、サッシなどアルミ製の素材は塗装をしません。
外壁塗装の塗料をアルミに塗ってもすぐに剥がれてしまうためです。
基本的に、既存の色のままになるので、外壁色を選ぶときにバランスを考える必要があります。

なお、軒天の色は白か、かなり薄い色を選ぶのがセオリーです。
軒天を暗くすると、部屋の中からの景色も暗くなることがあります。
軒天自体が影になる部分なので、少し明るいくらいがちょうどよいでしょう。