吹き抜け|おすすめの冬の光熱費対策

いまリノベーションで吹き抜けの施工をさせていただいています。

吹き抜けを設置して実際に暮らしてみると、冬の暖房費が気になってくるかと思います。

これは、暖かい空気は軽いので上に行くという性質があるためです。

 

吹き抜けのある場所は夏は涼しくなりますが、冬は寒くなりがちです。

今回はこうした吹き抜けならではの、光熱費対策についてご紹介したいと思います。

 

目次

  1. 風を循環させる
  2. 暖房器具の併用
  3. 間仕切りを作る

 

 

 

風を循環させる

弊社の事務所も、オフィス部分を吹き抜けにしており、

天井高が5m以上になっています。

そのため、天井にはシーリングファン、壁にはサーキュレーターを設置することで、

風を循環させて熱気をためないように対策しています。

 

 

 

暖房器具の併用

一番簡単にできる対策は、複数の暖房器具を組み合わせることです。

弊社事務所ではエアコンと薪ストーブを組み合わせて使っています。

 

エアコンは暖房器具の中でも、起動時の電気代が高額になってしまうという特徴があります。

室温と設定温度の差が大きければ大きいほど、電気を大量に使うためです。

実際に、短時間の外出であれば、エアコンは切らないほうが電気代は安くなります。

 

こうした性質を踏まえて、石油ストーブで部屋を暖めてから、エアコンに切り替えるという方法が効果的です。

室内の温度が安定してしまえば、エアコンでも効率よく室内を暖めることができ電気代を抑えることができます。

 

他にも床暖房は室温に関係なく暖かく感じることができるので、

吹き抜け等の大空間のある住宅にはおすすめの暖房となります。

 

 

 

間仕切りを作る

1階と2階の間に、透明な間仕切りを設置することも効果的です。

アクリル板やポリカーボネート板を敷くことで、

見た目は透明ながらも暖かい空気が上昇するのを防ぐことができます。

 

 

また、グレーチングと呼ばれる格子状のFRPと組み合わせれば、人も歩けるようになります。

吹き抜けとしての採光の確保しつつも、2階の居住面積を減らさないようにできます。

あとからリフォームで吹き抜けを増やす場合に便利な方法となります。

 

こうしたグレーチングも弊社事務所にありますので、

気になる方は実際に歩いてお試しください。